英語コーパス

学会について

沿革・概要

沿革
 1993年 「英語コーパス研究会」創設
 1997年 「英語コーパス学会」創設
概要
 会員数は330名(2022年3月6日現在)。
 (一般会員:274名,学生会員:37名、賛助会員:4名、団体会員:2団体、功労会員:10名、顧問:3名)

会則・規程

英語コーパス学会会則(2021年12月改定)

役員・委員

英語コーパス学会役員・委員(2022年度)

役員会

英語コーパス学会役員会審議事項(2022年度~)※近日中に掲載予定

加盟学術組織

日本学術会議 (Science Council of Japan)
※日本学術会議ニューズレター
言語系学会連合 (The United Associations of Language Studies)

歴代会長

初代:齊藤 俊雄(1993–2000年度)
2代:今井 光規(2001–2003年度)
3代:中村 純作(2004–2007年度)
4代:赤野 一郎(2008–2011年度)
5代:堀 正広(2012–2015年度)
6代:投野 由紀夫(2016–2019年度)
7代:石川 慎一郎(2020年度–2021年度)
8代:田畑 智司(2022年度–)

会長あいさつ

第7代会長の石川慎一郎先生の後を引き継ぎ,この4月より英語コーパス学会の会長として学会運営にたずさわるに当たり,ごあいさつ申し上げます。

私にとっての本学会との出会いは,1993年4月に故齊藤俊雄先生が初代会長として立ち上げられた当学会の前身,「英語コーパス研究会」第1回例会でした。この年はオーストラリア,ニューカースル大学に在外研究に出ることが決まっていたのですが,出発の直前にこの研究会の開催を知り,どうしても参加したいと思った私は,当時事務局長を務めておられた今井光規先生に電話で申込みをお願いし,いわば飛び入り参加しました。会場には,OCP (Oxford Concordance Package)をPC用に移植したMicro-OCPの開発に関わられた故長瀬真理先生や,当時の英語研究者には珍しく,プログラミング言語のAWKを自由自在に駆使されていた山縣宏光先生(故人)の姿もありました。しかし,その会に参加して何より興奮をおぼえたのは,中村純作先生のご発表でした。ご存知の方も多いと思いますが,中村先生は統計学者林知己夫博士(故人)の開発による数量化III類をコーパスデータに対して適用するために,ご自分でBASICでコードを書き,Bank of Englishのデータを鮮やかに視覚化されていたのです。当時,私も似たような次元縮約の統計手法である主成分分析を使用していたこともあり,以来ほぼ欠かさず会に参加しては中村先生との議論に挑む一方,英語研究とコンピュータにまつわるさまざまな研究発表および知見をかじりつつ,多くのことを教わったものです。かくして,私はどの学会よりもこの学会に育てられたと自負しています。それゆえ,本学会の運営に深く関与することで,もし,何か少しでも恩返しができるとするならば,それは私にとって何より嬉しいことです。

昨今の人文系学協会は専門分野の細分化,高度化よる人の分散,加えて減少の一途を辿る大学入学人口の影響を直に受け研究者数そのものが減少傾向にあるため,学会運営にもさまざまな工夫が求められていることを痛感します。また,3年目に入ったパンデミックもなかなか収束の糸口が見えず,対面での研究大会の開催や情報交換の場を奪われて久しく,大会実行委員長の藤原康弘先生を中心に準備が進められている第48回大会もデジタルフォーマット(オンライン)での開催が予定されています。しかし,ローレンス・アントニ先生のご尽力で国際大会として実現した第46回大会,石川慎一郎先生が実行委員長を務められた第47回大会では,従来の対面の大会を大きく上回る数の研究発表がなされただけでなく,デジタルの長所を実に活かした大会となりました。これはもとより,大会運営に当たられた方々,そして研究発表を行なった会員諸氏,の取り組みが素晴らしかったことは言うまでもありませんが,デジタルで開催される研究イベントを体験する中で強く実感したことは,グラフや表などの視覚化手段を多用するわれわれの学術活動の真価はむしろデジタルにおいてより一層発揮されているのではないか,ということです。

研究大会や会合の形式が対面(アナログ)であれ,デジタルであれ,私たちの探求の対象はデジタル化されたコーパスを通して垣間見える言語使用の実際です。話者や書き手の意識や内省では看過してしまうことさえある「ことばの振る舞いや,ことばのありよう」を追求する私たちの取り組みは,言わば,「ことばの行動科学」と言えるでしょう。言語の使用にまつわる問いや疑問への答えをコーパスという道具を駆使して追求するコミュニティに集った仲間たちが,日々切磋琢磨し,かつ,知見や経験,方法論,道具,そして何より「探究心」を共有することで,知の蓄積と次世代への継承を促すことができるような「場」として当学会が機能しますよう,もとより微力ではありますが,力を注ぎたいと思っております。会員の皆さま,どうぞよろしくお願いいたします。

田畑 智司

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