英語コーパス

学会について

概要・沿革

1993年 「英語コーパス研究会」創設
1997年 「英語コーパス学会」創設
現在に至る。会員数は約330名(2019年度)。

会則・規程

英語コーパス学会会則(2020年4月改定)

役員

英語コーパス学会役員(2020年度)

役員会

英語コーパス学会役員会審議事項(2020年度)

加盟学術組織

日本学術会議 (Science Council of Japan)
※日本学術会議ニューズレター
言語系学会連合 (The United Associations of Language Studies)

歴代会長

初代:齊藤 俊雄(1993―2000年度)
2代:今井 光規(2001-2003年度)
3代:中村 純作(2004-2007年度)
4代:赤野 一郎(2008-2011年度)
5代:堀 正広(2012-2015年度)
6代:投野由紀夫(2016-2019年度)
7代:石川慎一郎(2020年度-)

会長あいさつ

2020年度より7代目の会長に就任した石川です。微力ではありますが,お世話になった学会の発展のため,努力してまいりたく存じます。どうかよろしくお願い申し上げます。

さて,ご存じの方も多いかと思いますが,英語コーパス学会の前身は「英語コーパス研究会」という団体でした。私がはじめてコーパスという言葉に触れたのは,この研究会の2回目の例会が神戸大学で開かれた1993年9月25日のことでした。当時英文学専攻の修士2年生だった私は,コーパスについて何も知らないまま,受付のアルバイト要員として駆り出され,同じく受付に座った先輩と一緒に,「コンピュータを使って英語や英文学を研究するなんて想像もできひんねえ。そんなんでできるなら人間いらんやん」と話していたのを覚えています。

その後,思いがけないご縁があって,コーパスを使って本格的な英和辞書を作るというプロジェクトにお誘いをいただき,その中でコーパスの使い方や言語データの分析の仕方を一から教えていただくことになりました。コーパスの面白さ,無限の可能性を知ったのもこのプロジェクトです。声をかけてくださったのは赤野一郎先生でした。

しばらくすると,別の学会で,日本人大学生のための英語語彙表を改訂するというプロジェクトが立ち上がり,私も手をあげて委員会に加えていただきました。そこに委員としていらしたのが投野由紀夫先生です。投野先生の指導のもと,British National Corpusや国内で開発したコーパスの頻度データを合成して重要語を決めていくという作業をやらせていただきました。このプロジェクトを通して,コーパスと言語教育のつながりを強く意識するようになりました。

その後,海外の学会に参加するようになり,内外の多くのコーパス研究者と知り合いました。その中で,いかにすぐれたコーパスデータやコンピュータがあっても,「人間いらんやん」ということにはならず,それらを使いこなす研究者の力量がより一層求められるのだということを学びました。

英語コーパス学会は,前身の研究会の誕生からすでに27年がたっています。この間,会は大きくなってきましたが,一方で,創設時の制度や運営方法が時代にあわなくなっている部分もあるように思われます。会長任期においては,会務の進め方や組織の整理を行い,より活発な研究が展開できるよう制度面を整えていきたいと考えています。また,研究対象を「英語学・英文学・英語教育」の枠に狭く閉じ込めるのではなく,より広い視点でコーパスの可能性を語り合える場にできればとも考えています。

そもそも,伝統的な言語学と比べると,コーパス研究には,新しい自由な発想を許容し,推奨する研究風土があったように思います。そのコーパスを冠に抱く我々の学会もまた,そうあり続けるべきでしょう。私は1969年生まれです。Brown Corpusの完成が1964年なので,「After Brown」世代の初の会長ということになります。もとより,先達のようなすぐれた能力はもちあわせておりませんが,経緯やしがらみにとらわれず,今の時代にあった学会の在り方を皆様と一緒に考えていければと思っています。改めまして,どうぞよろしくお願い申し上げます。


2020年4月1日 神戸大学 石川 慎一郎

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英語コーパス学会事務局
〒819-0395 福岡県福岡市西区元岡744 九州大学大学院言語文化研究院 内田諭研究室気付
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